トラベルクロックBRAUN & CASIO
BRAUNブラウンのトラベルロックBNC005
(右:定価5700円)とCASIOカシオのTQ-140S(中央:定価2000円)。G-SHOCKを横に置いているので、大きさがおわかりいただけるでしょうか。
お洒落なデザインですよね~
私がトラベルクロックを持ち歩くようになったのは、ここ数年です。40歳前後からですね。
今どき、ホテルの部屋に時計がありますし、そもそもスマホや腕時計があれば必需品とはいえません。でも実は、旅慣れるとこれが助かるものなんです。
スマホやホテルのアラームって、肝心な時に鳴らなかったりしませんか。特にお酒を飲んでると、トンチンカンな操作をしてしまっている事があります。
操作が簡単なトラベルクロックなら、よほど泥酔してないかぎりは、間違えることがありません。
そうでなくても、EUや中国のホテルには時計がなかったり、あっても狂っていたりします。
ホテルの部屋について、カバンから荷物を乗り出して、まずデスクにこのアナログのトラベルクロックを置く。それだけで、非日常の空間に、日常が持ち込まれリラックスできるような気になります。
機能はシンプルであればあるほどよいですね。アナログで、アラームがついていれば十分。海外ではあえて日本時間を表示させたかったりもするので、電波時計の機能は不要です。あと旅先で簡単に電池交換できるよう、乾電池式が好みです。
使いやすいシンプルなデザインの両者。ただし色気に関しては、やはりブラウンの圧勝ですね。
実は過去に入院したこともあるのですが、こいつが枕元にあるだけで、粋な気持ちでいられました。
ただ欠点もあり、どうやらアラームスイッチのロックが甘いようです。カバンのなかの振動でアラームスイッチが反応してしまい、何度も勝手に鳴っていました。
これ飛行機や新幹線のなかで鳴られると周囲にかなり迷惑かけてしまうんですよね。
最近は、出張ではもっぱらカシオを使っています。スイッチ類がカチッとしているので安心なんです。やはり日本ブランドです(中国製ですけれど)。色気は無いですが、文房具のような誠実さがあります。
BURAUNのほうが大きいですが、厚さはCASIOの方があります。ブラウンのように薄いほうが、鞄のなかでは助かるんですけどね。カシオさんの技術力なら薄くすることは簡単なんでしょうが、おそらく置時計としての安定感をとっているのでしょう。
私の場合、BRAUNでトラベルクロックの魅力に目覚め、 今は実利をとってお堅い設計のCASIOを使用しています。これが順序が逆だったらトラベルクロックの魅力には気づかなかったかもしれません。
ちなみにBURAUNは今、寝室の枕元に置いてます。デザインのよいトラベルクロックはインテリアにもなっています。